わたらせ渓谷鐵道の旅





小学生の頃、わたらせ渓谷鉄道の前身、JR足尾線(第三セクターとなって、わたらせ渓谷鉄道になりました。)に乗って以来、数十年ぶりに、乗ってみました。地元に住んでいながら、もっぱら車を使ってしまうので、あらためて乗る、ということはありませんでした。
どんな発見があるか、とても気持ちがワクワクしてきました。
大間々(おおまま)駅発9時13分:終点間籐(まとう)駅まで梅雨の合間をぬっての小一時間の列車の旅です。
一両編成の列車に、大間々駅から女性客3人、そして、私と知り合いの運転手さん2人、計5人が乗り込みました。すでに、2人乗っていたので、運転手兼車掌さん、そして、交代のため乗っていた運転手さん1人、あわせて9人です。
大間々、上神梅(かみかんばい)、本宿(もとじゅく)、
水沼(みずぬま)、花輪(はなわ)、中野、小中(こなか)と、無事に来ました。
神戸(ごうど)駅で、ちょっとしたトラブルが発生しました。
すでに上りの桐生行きは、交換のために停車していました。ところが、両方とも発車出来なくなってしまったのです。原因は、コンピュータの故障です。コンピュータから発車命令が出ないため、両方とも発車出来なくなってしまったのです。大間々駅のコンピュータ技師さんが車で駆けつけて、大間々駅のコンピュータセンターと連絡を取りながら、やっと発車出来るようになったのが、1時間5分後でした。それでも、とってものんきなのです。これがローカル線のいいところと言うか、欠点と言うか分かりませんが、乗客は、誰1人として慌てたり、運転手さんにくってかかったりしないで、平然としているのです。これには、大変驚きを感じました。
 急ぎで日光まで行かなくてはという女性客3人が、職員の自家用車に乗って、足尾まで向かって行きました。
そして、私達の乗る前に乗っていたお二方は、身内の方が迎えに来たので、それに乗っていってしまいました。そんな状態でも、乗客は運賃の払い戻しを請求したりしないのです。

とっても、のどかですネー、ローカルですネー

結局、出発再開したときには、身内の運転手さん達3人と私の4人でした。

神戸を出て、沢入(そうり)、原向(はらむこう)(ここからは、栃木県です。) ここで女性客が1人乗りました。1時間5分遅れの列車を、ちゃんと待っていたのです。怒る様子もなく、長く待って、疲れた風もなく、乗ってきました。
通洞(つうどう)から、足尾へ向かう途中、猿の軍団に出会いました。親猿から小猿まで結構な数で、線路沿いの木の実をほうばっていました。朝、一番の列車だと、もっとたくさんの猿の軍団に出会うのだそうです。また、鹿にもたくさん会うそうです。夜には、鹿や狐などが、たくさん出るのだそうです。

いろいろな出会いがありましたが、おいしい空気をおなかいっぱいに吸い込んで、とても美しい景色をたんのうして、やっと、終点の間籐へ着きました。
日頃、あわただしく毎日を送っている私にとって、しばしのんびりした素敵な旅でした。
今度は、トロッコ列車に乗って、秋の紅葉を満喫しようかな・・・・・・・なんて思っています。
最後に、一緒に乗って案内してくれた、わたらせ渓谷鉄道の清水さん、(主人の高校時代のハンドボール部の先輩)、有り難うございましたm(__)m
大間々
私が生まれて育ったところは、大間々町です。

大間々駅、つまり足尾線(今のわたらせ渓谷鉄道)は、私が住んでいた所から、歩いて2,3分の所にありました。そんな近いところに住んでいながら、本当に数えるほどしか乗ったことがなかったのです。(線路沿いは、よく歩いたのですが。)

問い合わせ:大間々町商工観光課TEL(0277-73-2111)


小平(おだいら)の鍾乳洞
TEL(0277-73-2006
)
水沼駅温泉センター TEL(0277-96-2500)

駅の構内に、温泉があるのです。渡良瀬川の渓谷を眺めながら、そして、川のせせらぎや、野鳥のさえずりを聞きながら、温泉に浸かってみるのも一興だと思います。
黒保根村宿巡り(しゅくめぐり)より湧出する猿川温泉から引き湯している本物の温泉だそうです。 切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節痛、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、疲労回復、健康増進、など、など、様々な症状に効くそうです。
温泉やサウナを堪能した後は、ビールを飲みながら、上州名物のうどんを食べるのがいいと思います。うどんは、目の前で打っているので、作りたての腰のあるおいしいうどんが食べられます。また、そばも同じように、作りたてが食べられます。

神戸

東村役場産業観光課 TEL(0277-97-2888)
構内には、列車を改造したレストランがあり、列車が再発車するまで、おいしいコーヒーをいただきました。
ここの周辺には、富弘美術館、東京近郊への水を供給している、草木湖、国民宿舎サンレイク草木などがあります。


奥が、列車のレストラン(清流)


再開を待っている運転手さんや乗客
とってものどかな雰囲気の神戸駅
 

皇太子殿下ご夫妻が、富弘美術館をご訪問なさった際の記念碑です。富弘美術館 TEL(0277-95-6333)


列車の再開を待っている間に見つけた、擬体化した虫。
中央に横たわっているのが虫なのです。


野鳥に餌をやる餌箱がありました


終点間籐駅

資料:わたらせ渓谷鐵道株式会社
TEL(0277-73-2110)